嬉しいけど苦しい・・・

こんばんは、おばさんです。

今日、上の息子が帰って来ました。大学が休みに入り、年明けの成人式までこちらに居ようと思ってるとのことで、荷物が多いので迎えに行ってきました。

息子は今年の夏休みに合宿で自動車の運転免許を取ったので、「帰り道、運転したい」とのことで交代しました。途中、おばさんの実家に久しぶりに顔を出すために寄ることになっていて、ババの家に向かっていました。今年は帰省されている方が多いのか、もう早速渋滞していて、普段なら30分ほどで到着するルートに２時間ほどかかりました。そんな渋滞で息子は「トイレに行きたい」と言い出し、「コンビニで寄って行ったら？」と言うと、「もうすぐだからババの家で行くから大丈夫」とのこと。その後もやや混んでいて時間がかかり、だんだん息子はイライラしてきていました。

なんとかババの家に着き、車をバックで駐車するために駐車スペースの斜め前に車を止めて、ハザードランプを点け下がろうとしていたところに、どこかの会社の軽のバンがすごいスピードで向かってきました。ただでさえトイレを我慢してイライラしていた息子は、一瞬で怒りが沸点に達し「なんだよっ！突っ込んでくんなよ！！」と文句を言いながらも慌てて下がろうとしました。「ゆっくりでいいから！」おばさんが傍で言ったのも聞こえていなかったようで

ガリッ

気の動転した息子は「あいつも突っ込んでくるし！お母さんもどこに停めたらいいか、言うのが遅いんだよ！」

思わず「はぁー」

おばさんの車は去年秋に中古車店で迷いに迷って買った新古車で、大のお気に入り ツートンカラーのスペーシアギア。おばさんが今まで生きてきた中で一番高価な買い物。大事に大事に乗っていて、お出掛けはいつも一緒。１年以上経った今でも、車に乗るとウキウキワクワク❤する大好きな相棒なんです。

それが、こんなことでキズモノにされて正直ショック。しかも、いくら息子は本当は自分が悪いと分かっているとは言え、おばさんに怒りの矛先が向かうなんてこんな失礼な話ないだろっ！頭に来て

「いやね、あいつが向かってきて焦ったよね。で、慌ててぶつけた。そこまでは理解出来る。お母さんはこの車お気に入りだからショックだけど、しょうがない。あり得ることだと思うよ。でもね、気に入らないのは、なんでお母さんが文句言われなきゃいけないんだよ。お母さんだって傷付いてるんだよ、おかしいだろ。とりあえず、トイレに行け！あとで落ち着いたら、お母さんに言うべきことあるからな。」

思わず、ババのいる前で淡々と文句を言いました。息子はババの家に入ってトイレに行き、手洗いうがいして少しゲームして・・・、落ち着いたタイミングで謝ってくれました。

まだ免許取って3か月。ちょくちょく車を借りて運転しているようで、本人としては少し慣れた風ではいましたが、こちらはひやひやビクビクです。「慣れたと思うようになってきてからが危ないんだからね。他の車を待たせちゃってもありがとうって合図すればいいから、とにかく落ち着いて。人のせいで慌ててぶつけて、自分が楽しくないでしょ。人の命を一瞬で奪うことも出来ちゃうものを動かしてるってことを常に意識することが、運転する上で一番大切なことだと思うよ。」なんて声かけているけれど、本当に最悪の場面を想像できないと、その危機感はやっぱりどこか真実味のない自分からは遠い出来事のように思えてしまうような気がして、真の危機感を持つきっかけが最悪の場面でないことをただただ祈るという、親としてはなんとももどかしい気持ちでいっぱいです。子供にはつらい出来事も経験して色々学んで欲しいと思う反面、辛すぎるのは可哀そうとやっぱり思ってしまう。
子供が大きくなるって 嬉しいけれど、苦しい・・・・・

塗装 塗ってもらいに行かなきゃ💦